不動産投資会社選びが重要な理由とその選び方のコツ4点を解説
不動産投資を成功に導くためには、信頼できる不動産会社をパートナーにできるかどうかが大きなカギを握ります。
とはいえ、多くの会社の中からどのような基準で選んだらよいかわからない人も多いのではないでしょうか。安易に不動産会社を選んでしまうと、余計なコストがかかる恐れがあるほか、目的に見合う物件を見つけられない可能性が高まってしまいます。
本記事では、不動産会社の選び方についての注意点について解説します。
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目次
Toggle投資をするにあたり不動産投資会社選びが重要な理由
投資を行う際、不動産会社選びが重要な理由として、以下の2つが挙げられます。
1つ目:不動産会社によってサービスや仲介手数料が異なるから
どの不動産会社も基本的な業務内容は同じである一方、サービスの質やアフターフォローの手厚さなどに内容に差が生じることは確かです。昨今では、オンライン内見やIT重説(オンライン上での重要事項説明をすること)などを実施している不動産会社も増えつつあるため、これまで以上にサービス格差が広がっていると考えられるでしょう。
また、仲介手数料も不動産会社によって異なる点に注意が必要です。仲介手数料は以下のように売却金額に応じて上限額が定められている一方、下限については決まりがありません。
物件売却価格(税抜) | 仲介手数料上限額 |
400万円超 | 取引物件価格(税抜)×3%+6万円+消費税 |
200万円超~400万円以下 | 取引物件価格(税抜)×4%+2万円+消費税 |
200万円以下 | 取引物件価格(税抜)×5%+消費税 |
仲介手数料が安ければいいというわけではありませんが、サービスの質が変わらないのであれば手数料が安い不動産会社を選んだほうがコストを削減できるでしょう。
2つ目:物件情報の質や量に差があるから
そもそも、賃貸物件を扱う不動産会社は以下の2つに分けられます。
・管理の機能を持たず、仲介のみ行う会社
上記の内、管理会社の機能を持たずに仲介のみに特化している不動産会社は、「レインズ(REINS)」を元に物件情報を仕入れています。
レインズとは、国土交通大臣から指定された不動産流通機構が運営する不動産情報ネットワークシステムのことで、会員になっている不動産会社だけがレインズに登録されている物件の情報を閲覧することができます。また、過去の取引事例も蓄積されていることから、エリアごとの適正価格も把握できるのが特徴です。
一方の不動産管理機能も併せ持つ不動産仲介会社であれば、レインズはもちろん、貸主から直接委託されている物件も手広く有しています。そのため、一般的には管理と仲介、いずれの機能も持つ不動産会社のほうが所有する物件情報は多い傾向にあるといえるでしょう。
信頼できる不動産会社の選び方4つ
信頼できる不動産会社の選び方のポイントとして、主に以下の4つが挙げられます。
・10年以上の業務実態があるか
・対応は丁寧か
・仲介だけでなく管理まで手がけているか
それぞれ見ていきましょう。
1. 口コミや評判が悪くないか
不動産会社選びをする際、口コミや評判を把握しておくようにしましょう。口コミや評判や、インターネットで不動産会社名を検索すると、口コミや評判を確認できます。とはいえ、口コミのすべてを鵜呑みにすることは避けたほうがいいものの、悪い評価があまりにも多い場合は気をつけたほうがよいでしょう。
2. 10年以上の業務実態があるか
不動産会社は、開業から5年で8割が廃業するケースも少なくありません。そのため、10年以上にわたって不動産業を行っている不動産会社であれば、一定の信頼が置けると判断できるでしょう。実績や強みなどはもちろん、設立されてからの営業年数についてもあらかじめ調べておくと安心です。
3. 対応は丁寧か
営業担当者の対応は丁寧か、また、レスポンスが早いかどうかも今後のやりとりをする上で大切なポイントです。不動産会社の中には、ノルマを達成したいがために契約を急かしてくるケースも少なくありません。あまりにもしつこく契約を迫ってくる場合は、他社を含めて検討し直すことがおすすめです。
4. 仲介だけでなく管理まで手がけているか
先にも述べたように、不動産会社には、「仲介会社」と「管理会社」があります。仲介のみならず、管理まで行っている不動産会社のほうが、物件の設備や入居者の属性などを把握しているため、情報をたくさん持っている可能性が高いでしょう。仲介だけなのか管理まで手がけているかどうかは、不動産会社のホームページなどで事前に確認しておくことをおすすめします。
こんな不動産会社には気をつけよう
不動産会社を選ぶ際、以下の特徴があった場合は気をつけたほうが無難です。
・仲介手数料が上限を超えている
・おとり物件を扱っている
ひとつひとつ見ていきましょう。
物件の良い点だけを説明してくる
営業担当者の中には、物件の良い点だけを説明してくる人もいます。そもそも物件を紹介する際、告知事項を除けばデメリットを伝える義務はありません。
そのため、騒音トラブルのように住んでみなければわからないことも伝える必要はなく、結果として失敗するケースも見受けられます。このような事態に陥らないためにも、物件のメリットと同時に注意点などもしっかり説明してくれるかどうかもチェックポイントのひとつです。なお、物件を紹介してもらっている際に、少しでも不安に思うことは自身からの質問も怠らないようにしましょう。
仲介手数料が上限を超えている
仲介手数料とは物件の売買や賃貸の契約時に不動産会社へ支払うものであり、物件の売却価格によって上限が決まっています。上限を超える仲介手数料を請求された場合には法令違反となるので、そのような不動産会社と出会ってしまった場合は依頼することを避け、違うところを探すことをおすすめします。
おとり物件を扱っている
おとり物件とは、不動産会社が集客目的として、実際に借りれらない物件または存在しない物件を掲載することです。おとり物件の掲載は違法であり、取り締まりが強化されている一方で、残念ながらいまだに掲載されているケースも少なくありません。おとり物件を見極めることは簡単ではありませんが、主に以下の点に注意して見ることで遭遇率を下げることは可能です。
・物件画像が他と同じで使い回されている感じがある
・物件そのものの写真が掲載されていない(周辺施設のみ)
また、あまりに好条件すぎる物件には気をつけるほか、気になる点があれば不動産会社に問い合わせてみるのもよいでしょう。
まとめ:不動産投資会社を選ぶならクレドへ
今回の記事では、不動産会社の選び方や注意点について解説しました。不動産投資を成功させるためには、いい不動産会社を選ぶことが欠かせません。
不動産投資会社を選ぶ際は、口コミや評判が悪くないか調べるのはもちろんのこと、ほかにもホームページが定期的に更新されているか、専門担当者の対応は丁寧かなど、不動産投資におけるさまざまな知識を持っていて多角的な角度から比較検討することが大切です。
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