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太陽光発電投資の仕組みやメリット・デメリットを解説

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太陽光発電投資の仕組みやメリット・デメリットを解説

不動産投資の一つの方法として太陽光発電投資があることをご存じでしょうか。太陽光発電投資は、安定的な収入を得られるだけでなく、SDGsやカーボンニュートラルなど環境面にプラスになる取り組みとしても注目を集めています。本記事では、太陽光発電投資について、仕組みやメリット・デメリットを解説していきます。

太陽光発電投資の仕組み

太陽光発電投資とは、太陽光発電装置で発電した電気を電力会社に売電して利益を得る投資方法です。

太陽光発電は、再生可能エネルギーである太陽光を利用した電気であり、環境問題対策として注目を集めています。また、近年は投資対象としても太陽光発電が普及しつつあるのです。

太陽光発電を売電する方法としては、大きく次の2つがあります。

・余剰買取

・全量買取

太陽光発電というと、住宅の上にソーラーパネルが設置している形をイメージされる方も多いでしょう。自宅などの屋根に太陽光発電装置を設置し、発電した電気をまず自宅で消費し、余った電気を売電する方法が「余剰買取」です。これは、一般家庭での電気利用として普及している形と言えます。

それに対して、太陽光発電投資というと基本的に発電した電力をすべて売電する「全量買取」を指すのが一般的です。

太陽光を売電する仕組み

太陽光発電で売電する場合、大きく以下2つに分類できます。

・所有する土地に太陽光発電装置を設置する

・発電した電気を電力会社に全量買い取ってもらい利益を得る

空き地などの土地に太陽光発電装置を設置し、太陽光と装置の力で電気を生み出します。生み出した電気は送電線を通して、電力会社に送られていき、その電気を電力会社が買い取ることで利益を得るのです。

アパートなどの賃貸物件への投資は、空室になると収入を得られません。その点、太陽光発電投資は太陽光が差し込めば安定して収入を得られるのです。

FIT制度(固定買取価格制度)とは

太陽光発電投資が普及した要因には、FIT制度(固定買取価格制度)があります。

FIT制度とは、再生可能エネルギーで発電した電気を電力会社が一定期間固定価格で買い取ることを国が約束した制度です。

FIT制度は2012年からスタートした制度です。認定を受けることで太陽光発電での電力を10年もしくは20年固定価格で買い取ってもらえます。

SDGsとカーボンニュートラル

カーボンニュートラルとは、「温室効果ガス排出が実質ゼロ」のことを指し、日本では2020年に「2050年カーボンニュートラルを目指す」と宣言しています。また、2030年までの国際的な目標として、「持続可能な世界実現のための17のゴール」で構成されたSDGsが掲げられています。

このSDGsの17のゴールの1つに、「エネルギーをみんなにそしてクリーンに」とする環境対策目標があり、カーボンニュートラルや脱炭素を目指すことが重要となるのです。

このような背景もあり、再生可能エネルギーでの発電量を増やす動きが加速しています。太陽光発電市場も今後ますます拡大することが予想されるのです。

太陽光発電投資のメリット

ここでは、太陽光発電投資のメリットについて見ていきましょう。メリットとしては、次の3つが挙げられます。

・長期間安定した収入を期待できる

・立地を気にする必要がない

・中古売買が活性化している

1つずつ解説していきます。

長期間安定した収益を期待できる

太陽光発電は、天候に恵まれれば発電ができます。また、FIT制度を利用することで10年間や20年間同じ価格で売電できるため、長期間安定して収入を得られるだけでなく、将来の収支シミュレーションも立てやすくなるのです。

アパートやマンション投資の場合、空室などのさまざまなリスクによって月々の収入が大きく異なる可能性があります。太陽光発電投資は、他の投資方法に比べ、比較的安定して収入を得られ、将来の計画が立てやすいというメリットがあるのです。

立地を気にする必要がない

太陽光発電投資は、太陽光発電装置を設置するだけで売電収入が得られます。陽当たりは重要ですが、それ以外の立地条件はあまり気にする必要がないのです。

賃貸物件などの場合は、集客などの需要のある立地というポイントが重要になります。しかし、太陽光発電の場合は需要を気にする必要がなく、田舎にあるような他の土地活用が難しい土地でもやりやすいでしょう。

ただし、あまり遠方にある土地の場合、定期的にメンテナンスしづらくなったり、また周辺に人が少ないエリアだと盗難に遭いやすくなったりといった点には注意が必要です。

中古売買が活性化している

太陽光発電の注目が高まっていることに伴い、太陽光発電中古市場も活性化している傾向にあります。太陽光発電装置や売買権利を売買する「セカンダリー市場」は、近年その市場規模が拡大しているのです。

中古の太陽光発電装置には、売電実績が明確に分かるなどのメリットがあります。また、太陽光発電装置自体も、一般的な保証期間は10年以上、ソーラーパネルの寿命は20年から30年と長期にわたり稼働できるという点も中古売買の活性化につながっています。

そのため、太陽光発電装置を設置してから数年後に売却するという選択もできるというメリットがあります。

太陽光発電投資のデメリット

太陽光発電投資にはデメリットもあるため、メリット・デメリットを正しく理解して投資を判断することが重要です。

デメリットとしては、次のようなことが挙げられます。

・売電価格が下がってくる

・天候が悪いと収益が下がる

・固定期間終了後は売電価格が下がる

詳しく見ていきましょう。

売電価格が下がっている

売電価格が年々低下している点には、注意が必要です。

FITが導入された2012年では、売電価格は40円ほどだったのに比べ、2022年では10円~17円程と大幅に下落しています。そのため、同じ発電量であっても以前より収入が下がってしまう可能性があるのです。

ただし、太陽光発電装置技術の向上や市場拡大などによって、2012年時よりも太陽光発電装置の高性能化や設備費用の低価格化が進んでいます。トータルで考えると、売電価格が下がっていても利回り自体は大きく変わらない可能性があります。

天候が悪いと収益が下がる

太陽光発電投資の収入は、天候に大きく左右されるものです。雨や雪・曇りなどの天候の場合発電量が少なくなり、収入も下がってしまいます。また、台風などで太陽光発電装置が壊れてしまうという事態も予測されるでしょう。

反対に、天気がよければ発電量が増えて収入も上がります。環境要因に左右されるため、設置予定エリアの降水量や降雪量・日照時間などを事前に調査しておくことが重要です。

なお、日照時間が長くとも、気温の高いエリアだと高温が原因で発電効率が落ちてしまうことがある点には注意しなければなりません。また、資金計画も余裕を持って立てておくようにしましょう。

固定期間終了後は売電価格が下がる

FITによって一定期間の売電価格は固定されていますが、固定期間終了後は価格が下がる点には注意が必要です。基本的には、固定期間終了までに投資資金を回収するように計画しておくことをおすすめします。固定期間終了後も、価格が下がるとはいえ売電自体は可能です。

固定期間中に投資資金を回収できれば、終了後は売電収入を受け取るだけで済むようになります。投資資金が回収できない場合などでは、期間終了までに売却してしまうのも一つの方法と言えるでしょう

太陽光発電投資の場合、固定期間終了後の対応も重要となるので、長期的な計画を立てて投資するようにしましょう。

まとめ

太陽光発電投資のメリット・デメリットについてお伝えしました。

太陽光発電投資は、太陽光さえあれば安定して長期間収入を得られるなどのメリットがあります。しかし、売電価格の低下や固定期間終了後の対策なども必要になる点には注意が必要です。

太陽光発電投資を含め不動産投資を検討しているなら、まずは専門家に相談したうえで投資を判断するとよいでしょう。

 

    

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