オタクの魂百まで
こんにちは。営業部の高橋です。
突然ですが、皆様本気で誰かを応援したことはありますでしょうか。
僕は中学生の頃からいわゆるオタクだったのですが、
地元の静岡県下田市を出るまではせいぜいアニメを欠かさず見てグッズを
少し集める程度でした。
僕の地元は2泊3日で旅行に行くのであれば全力でお勧めできるのですが、
18年暮らすとなると幾分かキングド田舎シティでしたので、
ことアニメを見るだけでも映らない局があって苦労しました。
これは田舎のオタクあるあるです。オタク検定の頻出問題となっております。
当時からバイタリティだけは100点満点だった僕でも、
時たま始発に飛び乗って往復8時間かけ、
日帰りで秋葉原に行って楽しむくらいが関の山でした。
そんな町から大学進学の折上京し、秋葉原に1時間で行けてしまう駅に
住むことになってしまいました。
察しの良い皆様であればここからどうなるかはお分かりいただけるかと思います。
マナーを守って楽しいオタクライフを歩み始めた高橋青年でしたが、
大学でできた東京出身の友人から、
今後僕が2万マイルの深さまで沈んでしまう沼のような文化を伝承されることとなります。
「今度この声優のライブ行かない?」
はい、今思えばこんなにわかりやすい分岐点はないですね。
半年後、そこには毎週ペンライトを振りながら全身全霊をかけ、
声優さんやアニソン歌手に声援を送る男性の姿がありました。
百八のライブイベントに通ってやおよろずのグッズを買い、
電気代を延滞してペンライトの光を頼りに生活した時期が懐かしいです。
大学を卒業してクレドに入って以降は、日程の都合やコロナもあり
2年間全くライブに行っておらず、あの時の情熱は無くなってしまったのかな、
と寂しく思っていました。
そんな折、細々と追いかけ続けていた「アイドルマスター」シリーズの新作
「シャイニーカラーズ」のライブイベントがあり、
ネット配信のチケットが買えるとのことだったので、
何となく大学時代のオタクの友人を誘って自宅で観賞会をしました。
結果はこのブログのタイトルの通りです。
一度魂に刻み込まれてしまったオタクの運命は変えられないようです。
ちなみに大概のアニメで運命と書いてさだめと読みます。
これもテストに出ます。
むしろ2年間しゃがみ込んで溜めていたパワーが爆発してしまい、
ライブ翌日に我に返った時には過去のライブのブルーレイボックスと
最近追えていなかった分のCDおよそ10枚を袋いっぱいに抱えて
秋葉原に立っていました。
何かを本気で応援している時の人間の胆力は凄まじいですね。
皆様も何かしら好きなコンテンツやアーティストがいらっしゃるかと思います。
今は便利な世の中ですので、動画で見たり、ダウンロードして音楽を聞くことも出来ます。
それももちろん素晴らしい事です。
ですが、僕はリアルタイムで体感することで初めて生まれる感情も確実にあると思っております。
幸か不幸か、普段はチケットが取れなければ当日見ることが叶わないイベントでも、
今はコロナの影響で配信チケットを買えば参加出来る場合が多いです。
騙されたと思って一度だけ、その時その瞬間に自分の好きなアーティストが
歌って踊っている姿をライブで見ながら応援してみてください。
もしかしたらその日からあなたの生活が変わるかもしれません。
これ以上書くと論文級の文字数になりそうですのでこの辺りで締めさせて頂きます。
それでは。
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