矛盾禍
今年も残り少しですが、
振り返ってみると不運なニュースが多かった印象があります。
「いつか風化してしまう」そんな感覚が、私は嫌いでもあります。
長文になりますが、私がメモしている、コメディアン「ジョージ・カーリン」の言葉を記載します。
彼も矛盾している社会で、矛盾している自分自身と闘ったのでしょうか。
(※一部、割愛します)
ビルは高くなる一方だけれど、人の気は短くなる一方。
お金はじゃんじゃん使っているが、得るものは少ない。
物は買いまくっているものの、楽しみは少なくなるばかり。
急ぐことばかりを覚え、待つことを忘れた。
利益利益で人間関係は希薄。家は大きくなったが家族のかたちは小さくなり、
ずっと便利になったのにも関わらず、私たちには時間が無い。
共働きで収入が増えた分離婚も増え、見た目ばかり良い家が増えたけれど、
その中は崩壊している。
学のある者は増えたが常識がある者はめっきり減り、
その道のプロフェッショナルと呼ばれるやつが増える一方で問題は
一向になくならない。
薬が増えたのに、病気がなくなる気配はない。
飲み過ぎ、吸い過ぎ、浪費に走る。ファーストフードのおかげで消化は遅く、
体ばかりでかくて人格は極めて小さい。
それなのにほとんど笑うことはないし、スピードを出し過ぎるし、すぐに怒る。
夜更かしをしすぎるあまり、朝起きた時にはすでに疲れている。
今はそういう時代なんだよ。
忘れないで、愛する人と多くの時を過ごすことを。
だってその時は、永遠には続かないのだから。
忘れないで、愛する人に「愛している」と伝えることを。
だってその人はいずれ、あなたの前からいなくなってしまうかもしれない。
愛するため、話し合うため、そして思いを共有し合うための時間を作って。
そしてどうか、これだけは覚えておいて。
人生は呼吸の数で決まるのではなく、どれだけ心から笑って、
心から感動した瞬間があったかで決まる、ということを。
お役立ち資料
資産運用に関する資料を無料でダウンロードいただけます。