出産に立ち会うということ
皆様こんにちは
営業部の井戸谷です!
実は先日4月9日に娘が生まれました( ゚Д゚)
このご時世にもかかわらず、出産の立ち合いをさせていただきました。
妻も初めての出産で立ち合い希望だったので良かったです。
妻の希望で和痛分娩(無痛分娩)での出産でしたが、
それでも陣痛が本格的に始まるまでは麻酔なしです。
最初から麻酔をしてしまうと陣痛が始まらず、うまく出産できないみたいです。
妻にとって初めての本格的な陣痛!
妻は身をよじって今まで見たことないくらい痛そうでした。
男の私には何をしてあげることもできず、ひたすらうちわで扇いで背中をさすり、
定期的にストローを刺した水の入ったペットボトルを口元に持っていくのを繰り返しました。
そうこうしているうちに妻が「いきみたい」と言い始めたのでナースコールをし、
助産師さんを呼び、妻の様子を診察後、麻酔の先生が来て麻酔の投与が開始。
妻も先ほどまでと比べるとかなり楽になった様子でした。
そこからは本格的にお産に入ってきます。
陣痛が一番痛くなるタイミングで思いっきりいきみます!
少しずつ少しずつ赤ちゃんが出てきます。
しかしなかなか頭が出てこなかったので、最終的にはトイレのつまりを直す、
すっぽんのような器具を使って赤ちゃんを吸引し始めました。
吸引分娩というみたいですね。
この吸引分娩という方法は1954年にスウェーデンで開発されたらしいです。
医療の発展はすごいです。
いきむタイミングで吸引を産婦人科の先生が行いながら、
助産師さんは妻のおなかを心臓マッサージのように押して赤ちゃんを押し出します。
後ほどその時のことを妻と話したときに、
「結構さ、力技やったよな」と二人で笑って話しました。
本当に割と物理的におなか側から押し出して、下からは吸引してやっとこさ
我が家の娘ちゃんは出てきました。
おなかの中の居心地がよっぽどよかったのかな?
でも頭が出たらもうこっちのもの。
あとは助産師さんが慣れた手つきで引っ張り出してくれます。
出てきてすぐに元気よく産声を上げてくれました。
私は妻の頑張りと赤ちゃんの元気な声を聞いて思わず泣いてしまいました。
が、その後感傷にひたる間もなく助産師さんの声が私にかかります。
「パパ!へその緒、これで切ってください!」
確かにへその緒を切ることになってました。
私は自分の使命を思い出し、はさみを手に取ります。
私のイメージでは簡単にちょきんと切れちゃうもんだと思ってました。
(渡されたハサミも見るからに医療用のめっちゃ切れそうなやつでした)
だがしかし、そう簡単には切れません。
例えるならとても丈夫なゴムのような感覚で、ハサミで10~20回くらい
じょきじょきと繰り返してやっと切れました。
やっと切れた時にはもう涙は引っ込んでました笑
そして妻の横に赤ちゃんを置いて写真撮影。
その後は赤ちゃんの体に異常がないか調べて体重を計りに向かいます。
その時も、
「パパ!体重計りに行きますよ!」と。
意外と産後はやることが多いパパです。妻は産後の手術中です。
パパは娘の体重をパシャリと写真を撮り、その後初めての服を着せてあげます。
服を着せる時もさっき出てきたばかりの赤ちゃんに触るのなんて初めてですからめちゃくちゃ慎重です。
ずっと無言で着せていたら
「パパ!何か話しかけてあげて!笑」
確かに何か語り掛けるべきだなと思ってなんやかんや話した気がします。
あんまり話した内容は覚えてないです。
それでやっと私のやることは終わりました。
娘と妻の間に立ち、妻の手を握って産後の手術が終わるのを待ちました。
ずっと娘と妻の顔を交互に見ていました。
こうして壮絶な出産は幕を閉じました。
でも陣痛開始から6時間かかっていないですし、和痛分娩だったので
もっと壮絶な出産を体験された方も沢山いらっしゃると思います。
妻ともそんな話をしました。
実際私が生まれるときは産道につまってしまい緊急帝王切開になったらしいですし。
改めて私自身も母親に感謝し、妻にも感謝の気持ちしか湧いてこなかったです
生後1日の娘
これからは一児の父親としてより一層仕事を頑張って参ります。
今後ともよろしくお願いいたします。
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