漫画紹介『亜人』
ドーモ。
今回は漫画『亜人』をご紹介したいと思います。
『亜人』は、桜井画門による漫画で、2012年に講談社の『good!アフタヌーン』で連載が始まりました。独特のストーリー展開と深いテーマが作品全体の特徴です。
『亜人』の世界では、人間とは異なる「亜人」という存在がいます。亜人は不死身で、どんな方法で殺されても体が再生して生き返ります。
腕を欠損した場合、何もないところから腕が再生します。
これは体のどの部位でも同じです。
餓死や病死をしても体が最も健康な状態で生き返ります。
この設定が物語の大きなポイントで、数々の緊張感を生み出しています。
主人公の永井圭は医者を目指している普通の高校生でしたが、ある日突然、自分が亜人であることが発覚します。
交通事故に遭ったにもかかわらず、再生して生き返ったことで、自分が亜人であることを知ったのです。これが彼の人生を一変させ、亜人同士の争いや、亜人VS政府の争いに巻き込まれていくことになります。
亜人の不死身という特性は、物語の中でいろいろな形で描かれます。
不死身ゆえの倫理的な問題(例えばこの後紹介する佐藤という亜人は自分の臓器を摘出して死亡することにより、無限に再生される内臓を売買して武器を調達したり)や、人間社会との対立も大きな見どころです。特に、亜人としての自分を受け入れざるを得ない永井圭の葛藤や、亜人を巡る社会の反応(亜人への懸賞金や亜人を使った人体実験など)がしっかり描かれていて、キャラクターたちの感情に共感しやすいです。
物語が進むにつれて、永井圭はさまざまな亜人や人間と出会います。彼の成長や変化が物語の大きなテーマで、彼がどのようにして運命と向き合っていくかが見どころです。
特に、他の亜人たちと協力したり対立したりする場面は、物語の緊張感を高め、次の展開を予測させません。
例えば、先ほども出てきた佐藤というキャラクターは物語の中でも特に重要な存在です。彼も亜人であり、非常に冷酷で計算高い性格を持っています。彼の目的や行動は物語に大きな影響を与え、永井圭との対立は作品全体の緊張感を高めています。
※右側佐藤 左側田中
桜井画門さんが描くアクションシーンや緊迫感あふれるシチュエーションも見どころです。特に、亜人同士の戦闘や、政府機関との追跡劇などは、ページをめくる手が止まらなくなるほどの迫力があります。細部まで描き込まれたイラストと、巧みなコマ割りによる演出が、読者を作品の世界に引き込みます。
また、死んでも生き返るという設定が他の漫画にはない戦闘描写となっており、予想外の展開の繰り返しでとても面白いです。
『亜人』はアニメ化や映画化もされており、文字を読むのが苦手な人も参入しやすいと思います。
私自身、アニメは観たことがないですが、映画は完成度が高くおすすめできます。
ストーリーは原作と少し違いますが、佐藤健演じる永井圭と、綾野剛演じる亜人佐藤のバトルは必見です!
まだ『亜人』を読んだことがない方は、この機会にぜひ手に取ってみてください。その緊張感あふれる物語と魅力的なキャラクターたちが待っていますよ!
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