映画『ビーキーパー』:ジョン・ウィックを彷彿とさせる怒りの無双劇
どーも、イドです。
今回は最近観た映画の感想をお伝えします。
今回ご紹介するのはジェイソンステイサム主演『ビーキーパー』
この映画を観て感じたのは、まさに「ジョン・ウィック的な無双劇の爽快感が炸裂!」ということ。
理不尽な出来事に対する主人公の怒りが引き金となり、圧倒的な戦闘能力で敵をなぎ倒していく展開は、観ていてめちゃくちゃスカッとします。しかし、観終わった後にじわじわと湧いてきたのが、「いや、とはいえステイサム、ちょっとやりすぎでは?」という気持ち。笑
そのあたりも含めて感想をお伝えします!
理不尽なきっかけからの復讐劇
ステイサム演じる主人公が静かに暮らしていた養蜂家としての日々。
それをぶち壊したのは、唯一自分に優しくしてくれた恩人である老婦人がフィッシング詐欺に遭い、200万ドルという全財産を失った末に命を絶ったこと。「これは怒って当然だ」と思える理不尽な事件が描かれます。
詐欺の黒幕を追う主人公が、かつて所属していた極秘プロジェクト“ビーキーパー”のスキルをフル活用して復讐の道を進む姿は、「正義のための戦いだ!」と自然に応援したくなります。
でも、物語が進むにつれて、「えっ、ここまでやっちゃうの?」と思うシーンが少しずつ増えてくるんですよね。笑
これがまたステイサム映画らしいと言えばらしいんですが、圧倒的な強さが時にやりすぎ感を生むのも否めません。
無駄のないアクションと、やりすぎ感の絶妙なバランス
『ビーキーパー』のアクションは、ジョン・ウィックを彷彿とさせるスタイル。
無駄がなく、冷静で、完璧に敵を排除していく主人公の姿は、観ていて気持ちが良いです。特に、敵の大群を一人で蹴散らすシーンは「これぞ無双映画!」と思える迫力。
しかし、冷静に振り返ると、「この詐欺組織、やられすぎじゃない?」と感じる瞬間が多々ありました。詐欺の黒幕を追うために、組織全体を叩き潰し、そこに関わる人間を根こそぎ排除していく姿は、正義感を超えて若干の恐怖すら覚えるレベル。笑
観ている最中はその爽快感に夢中になりますが、後から「いやいや、ここまでやらなくてもよかったのでは?」と思わず突っ込みたくなりました。
ジョン・ウィックと似て非なる魅力、でもやりすぎ感は共通?
ジョン・ウィックが個人的な復讐に基づく戦いを描いたのに対し、『ビーキーパー』は「社会(巣)を腐らせる女王蜂を殺して、新たな女王蜂に挿げ替えて秩序を守る」というテーマを持っています。この壮大な正義感はジョン・ウィックにはない要素で、『ビーキーパー』ならではの魅力です。
ただし、やりすぎ感はジョン・ウィックとも共通する部分。
あちらも愛犬を殺されたことで壮絶な復讐劇が始まりますが、『ビーキーパー』の主人公も、怒りの勢いが止まらないどころかエスカレートしていきます。どちらも「ちょっとやりすぎでは……?」と思いつつ、その圧倒的な展開に飲み込まれてしまうのが不思議な魅力です。
とはいえスカッと感は最高!
やりすぎ感も含めて、『ビーキーパー』の無双劇は見ごたえがあります。主人公の冷徹な表情と圧倒的な強さが作り出す世界観は、観ている間は「こんな主人公がいてくれたら、悪党は全滅だな」と思わずにはいられません。
そして何より、敵をなぎ倒していくテンポの良さと、最後まで続く緊張感が最高でした。観終わった後には「細かいことはいいや!」という爽快感が残り、日々のストレスを吹き飛ばしてくれる力があります。
まとめ:やりすぎ感も含めてステイサム映画の魅力!
『ビーキーパー』は、ジョン・ウィック的な怒りの復讐劇の爽快感と、「やりすぎでは?」と思わず突っ込みたくなる圧倒的な無双感が同居した作品でした。でもその“やりすぎ”が、ステイサム映画の良さでもあるんですよね。
観ている間は「これでいいんだ!」と思わせてくれるパワーがあり、何も考えずにスカッとしたい人には本当にオススメです。ジョン・ウィックやトランスポーター、MEGといったステイサム作品が好きな方は、ぜひ劇場でこの怒りの無双劇を楽しんでみてください!
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