回顧録 その1
こんにちは。事務の M です。
自粛中は、必然的に一人時間が増えたもので、昔を回顧する事が多かったように思います。
この度は、私が 3 年前にオーストラリアへホームステイし、ある大富豪から学んだ事を、2話に渡りお届けします。
ブリスベン都市圏の南に位置するゴールドコーストのゴルフ場。そこのクラブハウスでフラッ トホワイトを飲みながら、ある人は言いました。
「富は有限だと思う?無限だと思う?」 意図がつかめない私は「わかりません」と素直に答えました。
「有限と考えるのなら、奪い合いとなる。それは競争の世界だよね。」
「無限という前提があると、分かち合い、共有、そして共創の世界になるんだ。」 「でもね、実はどちらも正しいんだよ。その人が信じた世界が、真実の世界になってしまうん だからね。でも、どっちも正しいなら、より楽しくてお得な世界のほうがよくないかい??」
ある人は続けて、こんな例をあげました。
「A さんと B さんが、それぞれ 100 万円を持っているとしてね、
A さんは 50 万円で、B さんに家を建ててあげて、逆に B さんは 50 万円で A さんに車を造って あげたとすると、手持ちのお金は減らないけど、A さんは車を、B さんは家を手に入れた事に なるよね?!
そう!お金は使っても富は減らず、交換を繰り返すほどに富は拡大していって、実は、減ることなんてないんだよ~。」
なるほど~と頷く私とは対照的に、ある人は少しあくびをして 「大概は、お金=富だと考えてしまって、有限だと信じてしまう事もあるけど、ちょっと考え方を変えるだけで、みんな仲良く暮らせるのにね~」と笑っていました。
「有限だという思考はね、人間に不足感を与えて自己肯定感を下げたり、他人に嫉妬してしまう事もある…逆に、無限にあると考えれば充足感を感じるきっかけになり、卑屈になる事もない し、与える側の人間になれるんだよ。」
与える側の人間(゚д゚)!腑に落ちない私を見て 「とりあえず、コースに出よう!」 一緒に回っていると、スターが練習していたので、声をかけ、握手をしました。
ア〇ム・スコ〇ト選手⇧
つづく・・・・・
お役立ち資料
資産運用に関する資料を無料でダウンロードいただけます。