COLUMN
コラム
不動産投資初心者にオススメと謳われる「ワンルームマンション投資」の注意点

不動産投資に関して情報収集していると、「ワンルームマンション投資はリスクが低くて始めやすい」という話を聞くことがあると思います。しかし、その話を聞いて「本当に運用しやすいのか?」と疑問に思う方もいるはずです。
今回はそんな方のために、ワンルームマンション投資をはじめる際の注意点を解説していきます。
「資産性に欠けるワンルームマンション」を買わないために
ワンルームマンションの収益性は「新築物件」か「中古物件」かでも大きく異なりますし、一概に「ワンルームマンションだから手頃な金額で取得できて資産になる」とはいえません。資産性の高いワンルームマンションとは、需要が高く空室率の低く、投資効率に見合った金額で購入できる物件です。
たとえば、以下のような物件は空室リスクの高く、資産性の低い物件といえるでしょう。
- 駅から12分以上離れているなど立地的デメリットが大きい
- 建物メンテナンスが行き届いていない管理不良物件
- 総戸数が少なくて(20戸以下)管理費が高い
- 部屋の間取りが極端に使いづらい
- 周りにマンションだらけ
- そもそも需要が少ないエリア
この様な条件下では安価な物件ものが多いため、満室時の想定利回りは一見高い傾向にあります。ワンルームマンションなら尚更安価なので魅力的に映るかもしれません。
しかし、その表面的な一見利回りに騙されてはいけません。上記のような物件は空室リスクが高い物件なので、物件取得後に収益が変動しやすいのです。
そのため、実際に不動産投資をするときは、長期間の空室が続いたり、家賃を下げざるを得ない等、極端に利回りが低下する可能性があるのです。
要は、「始めやすい」といわれているワンルームマンション投資でも、一見した利回りだけではなく、将来的に安定して収益が得られる物件を選択する必要があり、当然ながら物件の質は非常に重要になるということです。
ワンルームマンションはなぜ不動産投資初心者にオススメとされるのか?
そもそも、ワンルームマンションが不動産投資にオススメとされる理由は以下の点によります。
- 建物管理が楽
- 物件が豊富に出回っている(市場が確立している)
- 初期投資金額が抑えられる
- エリア分散して所有することができる
ワンルームマンションは、一棟投資と違って共用施設の修繕をオーナーが主導する必要はありません。建物管理会社より毎月決まった修繕積立金を徴収されるので、建物全体の管理でオーナーが直接対応することは殆どなくワンオーナーが所有する一棟不動産と違い、各住戸それぞれオーナーが違う分譲賃貸マンションでは、一般的に高級マンションが多く、建物管理で行われる清掃や日頃のチェックもしっかりと行われており、建物の作り自体もしっかりとしているので、共用部分に関する予期せぬ支出も少ないことから、初心者でも対応しやすいといわれているのです。
また、ワンルームマンション投資は賃貸需要が高い「単身者」をメインターゲットにしています。
投資用物件と言われるマンションはワンルームマンションが殆どです。つまり、市場の確立された豊富な物件ラインナップから選ぶことができる点も、初心者にオススメとされている理由の1つでしょう。
物件数が極端に少ないと比較対象がなく、この物件を選んでしまっても良いものか…と不安に思うでしょう。その点から、豊富に出回っている東京都心のワンルームマンションの方が、物件同士を比較して精査できる点は初心者の方も安心できると考えます。
尚、投資を始める方にとって切っても切り離せないのが投資する為のお金です。
ワンルームマンション投資は誰でも始められる投資では御座いません。
現金をたくさん持っていて現金一括で購入できる方かそれ以外の方に分かれます。
それ以外の方々は、どうにかしてお金を集めなければなりません。
ワンルームマンション投資が初心者にも始めやすい理由がここにもあるのですが、今や市場が確立され、物件自体の評価も上がっています。
その為、金融機関からお借り入れができる状況です。
当然の事ながら、全ての方が融資を利用できるわけではありませんが、
以下の方々には可能性が十分に御座います。
- 会社に属して2年以上働いている方
- その会社の規模が大きく、運営状況が良い
- 多額な借入をしていない方
- 借入による遅延遅滞がない方
- 個人年収が450万以上の方
- 生命保険に加入できる健康な方
もちろんこれだけでは無いですが、この様な方々にはワンルームマンション投資を選択肢の一つとしてご検討できる方々になります。
その場合、投資には必ず必要とされる「お金」をかけずに、「社会的信用」を活用して投資を始められるのです。
- 物件力 + 社会的信用 = 頭金がゼロ から始められる
その為、初心者の方にオススメされている1つと言えるでしょう。
守りの資産だからこそ「物件の質」が大切です
前項のように、ワンルームマンションは管理が楽で大きな支出が少ないので、家計として赤字を計上するリスクは小さい投資といえます。
その点から、ワンルームマンション投資は「守りの資産」といえます。だからこそ安定した将来に渡り収益を出し続ける事ができる物件選びが何より重要になります。
株式会社クレドでは、厳格な「物件の仕入れ基準」を設け、経験豊富なスタッフが綿密なコンサルティングをします。それによって、守りの資産にふさわしい物件を紹介することが可能なのです。
\ファイナンシャルプランナーとの無料相談受付中!/
ライフシミュレーションの作成はご好評をいただいております。
RECOMMEND
オススメの記事
RANKING